日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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いよいよ明日、頼むぜオリンパス。

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PENTAX K-m+TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
いつも写真を撮りにいく近所の森。

人を助手席に乗せて、
「よく走るね、いい車だね。」
といわれるのは、まあいいとして。
ぼくの写真を見ながら、
「いいカメラだね。
カメラがいいとこんな写真が撮れるんだ。」
といわれると、ちょとなあ。
なにか反論したくなる。

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上の二つの写真。
いい顔したお兄さんが写っている写真は、FINEPIX F100fd。
下のおばちゃんたちが見事にアジサイより目立っている写真は、OLYMPUS E520+ED 9-18mm F4.0-5.6で撮ったもの。
上の写真は空の色を出すためにアジサイの咲いている斜面が黒つぶれしてますね。
下の写真は空もアジサイもよく写っている。
でも写真としたら上のほうが面白いでしょ。
ぼくの連れ合いも写ってるしね、へへ。
いいカメラを持てばいい写真が撮れるというのは、ちょっと違うよね。
いい楽器を持てばいい音楽が演奏できるというのも、ちょっと違うでしょ。
楽器の場合は一人前の音を出すまでが大変なんだけど、写真はだれでも写せちゃう。
だれでも写せないと売れないもの。
オートのままでデジイチを使っている人も多いみたい。
デジイチの使い方としてはもったいないな。
それだとすぐ飽きちゃうんじゃないかな。
飽きたらぼくにくださいね。

昨日は、マイクロフォーサーズの新ネタとか噂がネットに転がってなくて、フロント写真のでっかいのでも載ってないかと思ったんだけど、ちっちゃい写真しかなくて。
ずいぶんもったいぶっているというか、すごいガードが固い。
ペンタックスなんか大らかなもんだ。
外国のペンタの社長がブログであっさりとK-7の写真を載せちゃうくらい脇が甘い香り。
コンデジからデジイチに乗り換えたときに、写りはいいけど、なんでこんなに重くなくちゃいかんのだ、なんてでかいのだ、なんて高いのだ(ペンタは安いよ、オリンパスもね)、という不満がずーっとあった。
コンデジでレンズ交換できたらなあ。
オリンパスは考えてくれた。
ぼくの思いが伝わったわけではない。
ぼくみたいに考える人がたくさんいたということである。

デジイチのあのスタイルにあこがれて、「一度はニコンの高級機をぶら下げてみたい」というおっちゃんがいるのである。
観光地でよくみるのは、ゴルフウエアでパンチパーマでニコンの高級機のレンズのほうを握って、ハンマーでも持っているような格好で歩いている人。
ああ、カメラかわいそう。
マウント部分が痛むだろうな。
地面に叩きつけることもあるだろうな。
ボディ部分で釘でも打つつもりなのかなあ。
ストラップも付けてなかったりして。
「こんな高級機をぞんざいに扱うオレってすごくね?」っていいたいのかね。
ぼくは、カメラを構えるとき、右手首にストラップをくるっと一回だけ巻きつける。
これは癖になってしまった。
自分が落とさなくても誰かがぶつかってくるかもしれないし、橋から川底を覗き込んで写すようなとき、カメラが川面に落ちてゆくイメージが浮かんですごく恐い。
だからカメラを絶対落とさないようにストラップを手首に巻きつける。
コンデジでも同じである。
ああゆうカメラを大切に扱わない人がいるおかげでカメラも壊れるし、壊れればまた買ってくれて、カメラ屋さんは儲かる……というわけにはいかない。
たいてい飽きて、「なんだよ、高い割にぜんぜんピントがあってねーじゃんか?」
ニコンもキャノンもボディに手ブレ制御がないからね。
ぼくがニコンやキャノンに魅力を感じないのはまずこの一点。
あとはいろいろ。
よっぽどお金に余裕があればなあ……。
by bbking1031 | 2009-06-14 09:34 | 写真と日記