日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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春の野の吉本隆明

花粉濃厚な大気であることは分かっているけれども、この天気でしょ。
3月も中旬だ。
野にでない理由はない。
「映画にいこう。シャーロック・ホームズを観よう。」と連れ合いはいうのだが、
「いやだ。シャーロック・ホームズは嫌いだ」
というわけで珈琲を淹れて、卵ドッグなんぞを作ってドライブだね。
先ずは毎年恒例のとあるお宅のお庭というか畑というか、鮮やかな色合いなのである。
春の野の吉本隆明_c0156908_22354682.jpg

PENTAX K-m+SMC PENTAX-DA 16-45mm F4 ED AL
実はこの花畑は今年は今日で2回目である。
前回は、OLYMPUS E-520+ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6で撮ってみたのだが、なんだかもの足りないのである。
やはりペンタックスでないと、このコテコテ感がでない。
やっぱりペンタックスはいいなあ。

それから高麗神社へ。
珍しいことに銀色のペンタックス持ってる地味な兄貴がいるのだ。
それからなんと白いペンタックス持ってる地味な眼鏡のお姉さん。
ふたりの持ってるカメラはペンタックスのK-xだな。
もうひとりパナソニックのネオデジイチ持ってる女の人がいて、どうやらこの3人はお仲間らしい。
ぼくの推理ではペンタ同士は兄妹の関係だろう。
もうひとりのネオデジイチのご婦人は地味な兄貴の細君であると勝手に決めつけるのであった。
ペンタ持ってる人は地味な感じの人が多いかもね。
そんなことはどーでもいいから先ずお昼にしよう。
神社の境内もお寺も食事しにくいので駐車場の車の中で音楽聴きながら食べる。
さっきの地味3人組が地味な車に乗って駐車場をでていったのであった。

巾着田にいこう。
春の野の吉本隆明_c0156908_23274882.jpg

PENTAX K-m+SMC PENTAX-DA 16-45mm F4 ED AL
ぼくは、この巾着田の環境保全のために年間1000万円の寄付、じゃなかった年間1000円の寄付をしておるものである。
会員であるによって無料駐車券を持っているのだが、駐車場に係りのものがおらんので使えないのである。
ふざけた話である。
野球場の駐車場に止めようとしたら、ジジイが、
「ここは駐車場じゃねーよ、駐車場はあっち。
ここに止めとくとすぐ入り口閉まっちゃうよ。」
「あとどのくらいで閉まるの?」
「あと1時間半くれえかな」
「じゃいいよ、すぐでるから」
てなこといって水車なんか撮ってると、
「だめだっていってんのによ、止めてやんの」とかいうのが聞こえる。
ケチなジジイどもだなあ。
野球なんかやってんじゃないよ、カメラやれカメラ。
ドラムとかバイオリンとかやれ。
石を彫れ。
運動ばっかやってんの。
健康命かよ、ゲージツとか教養とかに興味持てよ。
吉本隆明って読んだことあるかよ。
読んでみろ、吉本を!
なんかわけわかんないけどすごいぞ!
ということで夜のテレビ、「ビフォーアフター」の後で吉本隆明の講演を放送していた。

帰りがけにハーブ園に立ち寄る。
春の野の吉本隆明_c0156908_23462121.jpg

PENTAX K10D+SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG
今日いちばん面白かったのはハーブ園のクロッカス。
かわいい。
枯れるとき、パタッと花ごと倒れるのだ。
すごいなあ。
なんだか分からんが、なんかすごいな、こいつ。
かわいいくせして潔いんだ。

しかし、ラベンダーアイス食べたら歯が痛くなるし、花粉の攻撃もきつい。
咳まででてくるし、なんだか肩や背中も痛い。
カメラ2台にレンズ4本持ってうろうろしてたら気分が悪くなった。
久しぶりに春に当たったみたい。
by bbking1031 | 2010-03-14 23:58 | 写真と日記