日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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春の海のたりのたり

なんだか海のほうへいってみたいような気分で、とりあえず浜松町。
旧芝離宮恩賜庭園なんか見て、浜離宮に向かうのだが、同じような庭園だしなあ。
ほんとのとこ、こういう日本の成金庭園みたいなのはどーもね、好きになれない。
「西湖は、中国の杭州(現在の浙江省)にある湖、西湖堤は風光明媚な西湖の蘇堤を模した石造りの堤です。」
「中国で仙人が住むと言われる『蓬莱山』を表した中島の石組です。」
「山渓を流れ落ちる滝を彷彿とさせる石組です。」
いちいち能書が多いのであーる。
一目でぱっと見て、いいな、おもしろいなってのがよろしいのですよ、短気だからね、ぼくは。
説明されて初めて、「なるほど」ってのは、つまりは教養というのがないのでしょうけど。
150円の入園料は、まあまあだね。
旧浜離宮恩賜庭園の写真はゆるーいものばかりなのでまたいずれ。
で、浜離宮へ向かうのだが、なんとなく足は海の方へ向かってしまう。
海ガメの子どもみたい。
日の出桟橋にきてしまったのだな。
ということは船に乗るでしょう、ふつう。
で、乗った。
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                                PENTAX K-x+SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG
                                OLYMPUS E-520+ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
カメラを太陽に向けて撮影したら、空が白く飛んでしまうのはあたりまえなんだけど、ペンタのレンズはものすごくふんばるのだ。
逆光なんかへっちゃらなのである(レンズによるでしょうけど)。
K-xはそれなりの設定をしてやると、白トビなしの黒ツブレなしのよろしい写真が撮れます。
そういういたれりつくせりのカメラK-xとは、もう一台のオリンパスは違っているのはあたりまえ。
ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6は逆光には強くない。
見事に空が白くなる。
周辺のピントも甘くなる。
円偏光(C-PL)フィルターを使うか。
しかし、このレンズは72mmという大きな口径だから、ただでさえ高いC-PLフィルター、この口径だといい値段なのだ。
なんかないかと家にあるフィルターを捜していたら、減光(ND)フィルターがでてきた。
ND8のクラス。
ND8の減光フィルターは光の量を8分の1にする。
なんでわざわざ光量を減らすのかというと、えーと、滝を撮る時なんかに使うんだけど、そういう目的で買ったのだろうけど、説明するのめんどうだから、興味のある人はここ見てくださいね。
で、このND8の効果は抜群。
空は白くならないし、オリンパスブルーというよりペンタブルーみたいになるね。
ちょっと色に影響を与えるようだ。
しかし、白トビなしの、なんだか一昔前のフィルムカメラみたいな写り。
これもまたいいんだなあ。
東京湾、少しは楽しんでいただけましたでしょうか?
by bbking1031 | 2010-05-03 11:44 | 写真と日記