菜の花腐し
2011年 05月 05日
大いに腐る事件があって、腐って布団被って不貞寝してもいいのだが、そりゃあちょっとぼくのやり方ではないので、とにかく外にでる。
外にも出よふるるばかりに春の月 中村汀女
歩いているうちに、いろんなことを忘れたり思い出したり。
このお寺は30年以上前に、なんだか寒くて暗い日だったが、お灸を据える寺で、気まぐれに飛び込んだ。
住職がなにやら寺の由来を説明してくれた。
参拝者はぼくらだけだった。
本堂の隣の部屋に布団が敷いてあったのがなんだか生臭い感じがした。
その住職もね。
今はきれいになって、しかも拝観料を取るではないか。
近ごろは猫も杓子もますます金が仇である。
あてもなくぶらぶらする。
報国寺か覚園寺にでも行こうと思うのだが、明らかに方角がずれてるな。
地図も持ってないからテキトーに歩く。
この藤は見事だった。
観光客が大勢足を止めていた。
みんないろいろなカメラで藤を撮る。
いちばん多いのが携帯電話についているカメラ。
あれ、けっこうよく写るようだ。
鎌倉は一眼の人もたくさんいる。
ところで、そろそろ「デジタル一眼レフ」とかゆーのやめたらどうだろう。
フィルムカメラ使ってる人は非常にマイノリティだろう。
もう「デジイチ」とかいわなくていいだろう。
「一眼」でいいじゃん。
ひとんちの庭ばっか撮ってる。
そのうち怒られそうだな。
安国論寺に立ち寄ってみる。
この寺は、実に気分がよい。
なんだかねえ、落ち着きます。
心が疲れたらこの寺にこよう。
撮影機材:ペンタックスK-5+シグマ 50mm F2.8 EX DG MACRO
by bbking1031
| 2011-05-05 15:18
| 写真と日記