日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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エーゲ海のほとりまで

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なにかとアクシデントの多い旅で、それが旅の醍醐味なんだ。
まともに計画を立てないで出発したから、拾い物もたくさんある。
とりあえず阿蘇熊本空港までいって、熊本から八代に出てみる。
1時間に一本、天草松島までのフェリーが出ている、ということにネットではなっているわけなんだが、そうはいかないのだった。
2社あるフェリー会社のうちの片方が廃線していた。
3時前に八代について、次の便は、「最終便5時45分ですね。」
駅前の観光案内所の暇で暇でおかしくなっちゃいそうだっただろう受付のおばちゃんにとっ捕まった。
わーい、3時間後だぜ。
さすがにちゃぷちゃぷしている波を見ながら3時間暇なゴリラみたいにボーッとしてるのは辛い。
このおばちゃんの話を3時間聞いているのはもっと厳しい。
観光客なんてこの町ではぼくが初めてなんじゃなかろうかと思えるくらい人影がないぞ。

八代には降りたことはないのだが、昔から駅前の巨大な工場を車窓から眺めていたのでこいつを探査することにした。
製紙工場だった。
紙を作るにしては大仰な構えである。
なんかすごい迫力である。
by bbking1031 | 2008-08-17 22:06 | 写真と日記