日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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とても具体的であること

とても具体的であること_c0156908_2338343.jpg


一日鎌倉を散歩しただけで、他にはなにもしていない。
昨日今日は煙草を買いにでただけ。
老後がこんな感じなら、ちょっと参る。
だいたい人生というものは退屈である――と退屈な日々をおくっている人は考える。
人生は戦いである――と毎日なにかと戦っている人は考える。
みんなそれぞれあんたの人生なんだから好きに生きたらいいね。

具体的であることが肝心だとぼくは考える。
夢みてるだけじゃだめだな。
億万長者になりたいか――具体的にプランを立てよう。
その前にぼくにはあんまり慾がない。
煙草と珈琲があればだいたいOKである。
このごろはおしゃぶり昆布があればいいかな。
おしゃぶり昆布はだいたい食べてみた。
結論。
なんにも味付けしてないのがいい。
かつぶしとかといっしょにならんでいるようなのがよい。
チョコレートなんかもケーキ屋さんが使うような板チョコがよろしい。
カメラなんかも写ればいいじゃなかと思えてきた。
車もそうで、ちゃんと走ればいいのだ。
靴も足が痛くならないんだったらそれでいい。
いいカメラ持っててもこんな写真撮ってちゃなあ。
いい車乗ってても運転ヘタクソじゃね。
いい靴履いててもあんまり歩かないのではね。
高いギター持っててもその腕前ではもったいない。
時計は時間が分かればいい。
高級時計なんかいらない。
だいたい重い時計なんてさ。
てなことで、 身も蓋もなく見栄もなく、葉を落とした裸樹のように生きていたいなあ。

とはいいながら、また明日からあくせく働くのである。
そうそう、やっと長女の就職が決まった。
ぼくがまともに働き出したのは35歳からだから、好きなことが見つかるまでのんびりやりなさいといっておいた。
好きな仕事につけそうでまずはめでたい。
ぼくの好きな石鹸屋さんに勤めるようである。
いままでずっと黙っていて、さっきこっそりぼくの部屋に入ってきて報告してくれた。
まあなんだっていいんです。
楽しく生きてくれたらいいや。
by bbking1031 | 2009-05-07 00:08 | 写真と日記