日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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小生意気な小娘たち

夜8時過ぎ、町の喫茶店は店じまいをしていて、ミスドで珈琲を飲むことにした。
隣にプチ不思議ちゃんがいた。
テーブルには銀色のキャノンの一眼レフ。
デジイチではないよなあ。
小型のノートにせっせと何か書いている。
ときどき周囲に目を配る。
目が合ったら嫌だからあまり彼女のほうに目を向けないように注意しながら珈琲を飲んだ。
こういう小生意気な小娘は自分を演出するのが好きなんだな。
小生意気な小娘たち_c0156908_13243396.jpg


鎌倉で見たイカスかもしれない小生意気な小娘は、彼氏といっしょに歩いていた。
男のほうがニコンのでかいデジイチを持っていた。
その小娘はリコーのGR DIGITALをショルダバッグにさりげなく背後からしっかり目立つようにぶら下げている。
うん、かっこいいです。
この小娘みたいなのがオリンパスE-P1をおしゃれな小道具にしてくれるといい、というか小生意気でよろしい。

コンビニの駐車場で煙草吸ってたら、CB400に乗ってナイスで小生意気な小娘がやってきた。
バイク乗りの女子ってみんな髪が長いのである。
ちょいと茶色に染めているのである。
きれいなストレートヘアであるが、排ガスと窮屈なヘルメットのおかげで臭い頭だろうなあ。
痒いだろうなあと想像する。

こういうカッコいい小生意気な小娘を見るのは、まあ悪い気はしないのだが、しかしなあ、カッケー男は少ないねえ。

いつだったか某巨大商社の小さなデモでご一緒したIBMの部長さんがカッコ良かった。
小柄だががっちりした体型の50歳でこぼこの地味なスーツを着た人で、ボロボロの手提げバッグから、小さなカッコいいシンクパッドを取り出した。
あっ、ぼくのと同じやつ!
もうひとりのIBMの人は大柄な人ででっかいシンクパッドを持っていた。
小さいほうがカッコいいな。
そのカッケーおっさんのほうから挨拶をいただいて、名刺もいただいたらなんだかそうとう偉い人のよう。
恐い顔の人がニコニコしているのがいい。
独特の緊張感がある。
この人、怒ったら恐いだろうなあというのがカッコいいのだ。
洟垂れ小僧にバーバリーのコートが似合わないように、ケツの青い腕力もなさげなひょろいのが、ニコンたらキャノンたらのクソでかいデジイチ持ってうろうろしているのはカッコ悪いね。
ほんとカッケー男は少ないと思う今日この頃である。
カッケー小生意気な小娘たちは、いったい誰に恋するのだろう。
ミスドで見かけた小娘はノートに絵を書いていた。
ハンパないくらいに絵がうまい。
こんな小娘に声をかけられる男はそうそういないだろう。
雰囲気もやばいしね。
家で描いてりゃいいじゃんとも思うが、なんだかなあ、運命でも待ってる感じ。
街にはなにかあるんだね。
小生意気な小娘たち_c0156908_12503764.jpg

by bbking1031 | 2009-06-21 13:00 | 写真と日記