霧中紀行3
2009年 08月 19日
さてコワモテのタクシードライバーとしばらくご一緒することにする。
「霧島神社でもいきますか。」
これがですねえ、超でかい鳥居を横目に急な坂道を車はぐんぐん登っていくのである。
これは歩きではそうとうきつい。
バスなんぞできて徒歩で登ろうとしたら拝殿までたどりつけたかなあ。
まあなんと申しましょうか、ふつうの神社ですなあ。
特に感興もなし。
雨が突然降り出したり、止んだり。
タクシードライバーの赤塚さんが傘を差してくれるのがありがたい。
境内の外れの晴れていたらさぞかし見晴らしがよいだろうという場所にいってみると、足元から轟々と水の流れ下る音がしている。
「近くに滝がありますね。」
「ああ、そうそう。
小さな滝ですが、いきますか。
霧島の七不思議のひとつで、秋になるとピタッと水が止まる。
今はどうかな。」
神社の大鳥居を左にかすめて山道をしばらくいく。
そうめん流しのノボリが何本も翩翻とひるがえっている。
石段を降りると、まごうことなきイカサナイそうめん流し。
中華テーブルのでかいようなのがいくつも並んでいて、くるくる回るテーブルの代わりに水が流れている。
そこにそうめん流してすくって食べるという、誰がこんなダサイこと考えたか。
中華のくるくるテーブルも日本人の発明らしいから、もちろんこれも日本人が考えついたに違いない。
こんなので客が呼べるんかいな。
もちろん客なんてだーれもいない。
しかし、この客席の真ん前に滝が流れ落ちているのである。
こいつは面白い。
店のおばちゃんたちが、店の奥で暇そうにしている。
「写真撮らせてくれんな。
撮るだけ撮るだけ。」
とか赤塚さんはいって、おばちゃんたちと雑談。
ぼくは必死に写真を撮る。
うーん、なかなかよいではないか。
というところで、また明日(?)。
「霧島神社でもいきますか。」
これがですねえ、超でかい鳥居を横目に急な坂道を車はぐんぐん登っていくのである。
これは歩きではそうとうきつい。
バスなんぞできて徒歩で登ろうとしたら拝殿までたどりつけたかなあ。
まあなんと申しましょうか、ふつうの神社ですなあ。
特に感興もなし。
雨が突然降り出したり、止んだり。
タクシードライバーの赤塚さんが傘を差してくれるのがありがたい。
境内の外れの晴れていたらさぞかし見晴らしがよいだろうという場所にいってみると、足元から轟々と水の流れ下る音がしている。
「近くに滝がありますね。」
「ああ、そうそう。
小さな滝ですが、いきますか。
霧島の七不思議のひとつで、秋になるとピタッと水が止まる。
今はどうかな。」
神社の大鳥居を左にかすめて山道をしばらくいく。
そうめん流しのノボリが何本も翩翻とひるがえっている。
石段を降りると、まごうことなきイカサナイそうめん流し。
中華テーブルのでかいようなのがいくつも並んでいて、くるくる回るテーブルの代わりに水が流れている。
そこにそうめん流してすくって食べるという、誰がこんなダサイこと考えたか。
中華のくるくるテーブルも日本人の発明らしいから、もちろんこれも日本人が考えついたに違いない。
こんなので客が呼べるんかいな。
もちろん客なんてだーれもいない。
しかし、この客席の真ん前に滝が流れ落ちているのである。
こいつは面白い。
店のおばちゃんたちが、店の奥で暇そうにしている。
「写真撮らせてくれんな。
撮るだけ撮るだけ。」
とか赤塚さんはいって、おばちゃんたちと雑談。
ぼくは必死に写真を撮る。
うーん、なかなかよいではないか。
というところで、また明日(?)。
by bbking1031
| 2009-08-19 23:41
| 写真と日記