日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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委ねる

ぼくの部屋の机の前の本棚には100冊以上の詩集が並べてある。
詩篇の壁に向かってブログを書いている。
引越しで9割の本は処分した。
それでよかったと思うことにしている。
衣装持ちが箪笥の肥やしを処分するのと同じ。
ぼくらは余分なものを持ち過ぎている。
捨てられない。
捨てないと新しいものは入ってこない。
たいていの家はキャパシティを超えたモノで埋まっているのではないか。
異性に対する妄想が多いと結婚に踏み切れないし、一番怖いのは自分に対する妄想だ。
勲章をたくさん貰った軍人はいつまでも自分が強く勇敢だと思っているのかな。
そんなバカも少ないだろうけど。
どうしても山のように積もってしまうのは過ごしてきた時間という塵埃である。
それは厚く重く足取りを鈍らせる。
捨てる努力が必要だ。
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今のぼくにどんどん溜まっていくのは病歴、そしてたくさんの薬。
日本人ほど病院にいく国民も少ないようで、それは健康保険制度があるからかなあ。
アメリカじゃめったに病院にいけないよね。
救急車に乗ったらいくら取られるんだろう。
リムジンタクシーくらいじゃすまないのかな。

病院にいくなという本が売れているらしい。
アマゾンに注文したがまだ届かない。
医者がきらいというわけではない。
祖母の家は医者だったし、ぼくに看板を上げて欲しかったようだ。
それがだめで、父や叔母なんかはぼくの娘たちに期待したようだがお話にならない。

今こうして呼吸していられるのも近所の医院の先生たちのおかげである。
感謝している。
病院ではないけれど、昨日はまた違うところからありがたい話をいただいた。
ぼくはありがたくてちょっと泣きました。

ぼくはとても友だちが少なくて、人付き合いもしないし、連れ合いに先立たれたらさびしいだろうな。
連れあいは飲み友だちとかいるらしい。
ぼくはお酒も飲めないし、とてもつまらない。
写真を撮ってても見てくれる人がいなければね。
かといって写真サークルとかとても入れないし。
うーん、どうやって老後を生きるか。
そもそもその老後があるのかも疑問なんだけど。
すべては成り行きに任せる。
今までもずっとそうだったから、その生き方は変わりませんね。
by bbking1031 | 2013-05-16 06:50 | 写真と日記