日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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日々如夢

散歩にでた。
堰まであるいた。
水が溢れ落ちる堰を渡った。
堰の反対側は緩やかな滝になっていて、幅は数百メートルにも広がっていた。
象牙色の岩肌を膨大な水が流れ落ちてゆく。
水煙で滝の底のほうは霞んで見えない。
滝の向こうにもやはり象牙色の岩山が幾重にも聳えていた。
滝の脇の道を白いカローラが下っていった。
滝の下のほうに集落でもあるのだろうか。
カメラを持ってこなかったのを後悔した。
枕元にカメラを置いておけばよかったと思った。
そこで目が覚めた。

毎週、日曜日の午前中は仕事である。
もう長いこと休みなしである。
お客さんがこないのでずっと掃除をしていた。
掃除は好きだ。
玄関に溜まった土を履いたり、ガラス窓やドアを拭いたりしていた。
お昼過ぎには帰ってきた。
家族で夕ご飯を食べにいく約束をしていたのだが、みんなアルバイトとかお昼寝とかでお忙しそうなので、ヤマダ電機にでかけた。
67mmのUVフィルターを買おうと思った。
500Gの外付けハードディスクが安かったので買おうとした。
でも、なんにも買わなかった。
マッサージチェアを試してみた。
FUJIIRYOKIがいちばんいい。
大ベテランのじいさん店員もそういっていた。
他のメーカーと比較して絶賛していた。
小一時間いろいろ試してみた。
体が楽になった。
欲しいけど、40万円。
しかも家には置く場所がない。

いつもいくインド料理のお店の近くにあるもうひとつのインド料理屋にいく。
インドの町の大衆食堂という感じ。
お店のインド人の兄ちゃんがかわいい。
料理は、庶民的だよ。
うまい。
ナンがべらぼーにうまい。
客はぼくらともう一組だけ。
これでやっていけるのかなあと心配する。
となりはフランス料理のお店で、こっちは混んでいた。

でっかいスーパーに寄った。
ぼくはなにも買いたいものがないので、珈琲豆を売ってる店を覗いた。
試飲させてくれた。
200円で珈琲を飲ませてくれた。
おねえさんがひとりでやっている。
「珈琲飲みにきたんですか?」
「ああ……みんなが買い物をしているんで。」
「お休みは大変ですね。」
「ううん、そんなことないですよ。」
これは会話として成立しているのだろうか。
休日のデパートには、パートナーに嫌々連れだされたご亭主が、機嫌の悪い犬のような風情で連れ添っているのをよく見かける。
あれは気の毒だなと思う。
ぼくは、もとももと趣味が「デパート覗き」なので楽しくってしょうがないのである。
今の世の中は携帯という便利なものがあるので、ひとりで好きなものを見て回れるから余計に楽しい。

スーパーの2階に本屋があった。
本は買わないことにしているから、本屋には近寄らないようにしているのだが、暇なので覗いてみた。
以前のぼくだったら本屋ごと買ってしまい気分になっただろう。
立ち読みしていた本のなかに、
「『中年はガソリンの切れた飛行機のようなものだ』という内田百閒の言葉を名言だと養老さんはいうが、私はそうは思わない」というような内容の文章があった。
塩田丸男『マユツバ語大辞典』かな。
「私はそうは思わない」とぼくも思いますが、そんなことを本にしちゃうんだ。
やっぱ今どきの本はつまらん。
山東京伝のほうがよっぽどましだなあ。
気のきいたブログにはプロの物書きはかなわないのではないか。
by bbking1031 | 2008-03-02 23:07 | 日記 | Comments(0)