日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031
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削ること、信じること。

多くのものを持ちすぎているのではないか。
希望というのか欲望というのか、たくさん持ちすぎていると、それだけ満たされなくなるのではないか。
石や木を削る人は削ることで豊かになるのではないか。
削るだけ削って、もうこれ以上は削れないところまで削って豊かな造形が現出するのではないか。
詩はことばを削れるだけ削るから豊かな詩情を生み出すのではないか。
多くの人を愛するよりひとりの人をずうっと愛しているほうが豊かなのではないか。
ぼくたちは多くのものを持ちすぎているのではないか。

夢なんて、ひとりにひとつでいい。
満たされないたくさんの夢なんていらない。
これさえできれば幸せだと思えるものが、ひとつあればいいのに、強欲なものだ。

野宿を趣味にしている人がいる。
とんでもないところで夜を明かす。
朝、野外で目覚める。
朝日が昇る。
自分が生きている。
無事に目覚めることができた。
とても満たされた気持ちになるそうだ。
たったそれだけのことで。

多くを人に望まないのだ。
自分が人にたくさんのものを与えられないのだから。
人だってきみの要求になにからなにまで応えられるはずはないのだ。

琵琶の木には琵琶の実。
石榴の木には石榴の実。
庭には十薬。
空には月。
ありがたい。
今日はだれとも喧嘩しなかった。
by bbking1031 | 2008-06-18 23:39 | 日記 | Comments(0)