日々の泡を綴る うたかたの光を撮る


by bbking1031

2008年 10月 03日 ( 1 )

五色沼08

ショーンペーン……じゃなかった、ペンションね。
ションベンでもないのである。
ペンションである。
ペンションというのはなんであるか?
よく分からんが、西洋風民宿といったところか。
そいつにいっぺん泊まってみたかったのだ。
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「不思議の国のアリス」をコンセプトにしているようなのである。
アリス好きにはたまらんのかもしれないが、ぼくはアリスはなんとも興味がないのでどーでもよろしい。
ひどく少女趣味でもなく、けっこうあっさりとしていて居心地はよかった。
お料理もおいしかった。
宿泊客はたったの二組。
ちょっと経営を心配してしまうんだが、前日は満員に近かったのではないか。
けっこう人気のペンションみたい。
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なによりうれしかったのは、なんと夜になって山の向こうから1時間以上もかけて会いにきてくれた人たちがいたことだ。
ディナーはフランス料理で、最後のデザートを食べ始めた頃、雨が降り出した。
ぼくは強烈な晴れ男で、旅行に出て雨に降られたためしがない。
たとえ列車が土砂降りの雨の中を走っていたとしても、ぼくが駅に降り立つと雨は止むのである。
会いにきてくれる知人のひとりは雨男で、食卓で雨の音を聞きながら、
「ああ、あの人がそばまできてくれたんだな。」
と思った。
そして、ほどなくして彼らが現れた。
それからゆっくりゆっくりお互いの気持ちをいたわるように、静かにときにはちょっと熱く、ぼくは生まれつきのウソツキだから、ウソをつかないように心がけながら、とても暖かい時間をおしゃべりをして過ごした。
この夜のことは忘れられない思い出になった。
by bbking1031 | 2008-10-03 00:48 | 写真と日記